平成31年2月19日、兵庫県新温泉町に酒蔵所を復活させました。
当町出身の著名な登山家、加藤文太郎にちなみ、酒造所は”文太郎”と名付けました。
町は江戸の昔から卓越した酒造技術集団、但馬杜氏のふるさとです。
杜氏の技と良質の米、そして清冽な水が渾然と一体になり素晴らしいお酒を醸造することができました。
会社概要
会社名 株式会社 文太郎(ぶんたろう)
代表者 代表取締役社長 岡本英樹
設立年 平成31年(2019年)4月1日
住所 兵庫県美方郡新温泉町用土245番地
TEL 0796-80-2830(FAX兼用)
定休日 不定休
会社沿革
創業 1744年(江戸時代中期)
京丹後市丹後町中浜にて創業。屋号を最中屋と称した。
昭和29年12月6日 永雄酒造有限会社成立、商標旭桜
平成31年2月19日 京丹後市より、兵庫県美方郡新温泉町用土に移転、操業
平成31年 4月 1日 商号変更し、株式会社文太郎を設立
平成31年4月25日 銘柄、文太郎・いで湯美人・孤高・単独行等発売
SNS
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弊社ロゴについて
弊社ロゴは、登山家・加藤文太郎が最期に挑んだ山「槍ヶ岳 北鎌尾根」をイメージしております。また、新温泉町は書のまちでもありますので、墨字で文太郎の力強さを表現しました。
文太郎の酒造り
但馬杜氏は高齢化や出稼ぎする方が無くなったことで大幅に減少しています。
但馬杜氏のふるさと、新温泉町に酒造所がなく、後継者育成も進んでいないことから、株式会社文太郎を立ち上げました。
新温泉町の杜氏が新温泉町の酒米・米を使って醸した日本酒を造り、後進育成を行いたいと考えています。
但馬杜氏、二人の巨匠
現代の名工と全国新酒鑑評会10年連続受賞の巨匠2人がタッグを組み、但馬杜氏の技能を継承しながら酒造りを実践しています。
地元米
代表者自らが地元の水田で五百万石と兵庫北錦を栽培。山田錦は県内産米を使用。
地元が育む作物と地元の水で但馬杜氏が醸します。
ロケーション
兵庫県と鳥取県の県境にあり、蔵の四方は山に囲まれる自然豊かな環境。冬は日本海側特有の厳しい気候の中で酒造りを行っています。
少量を丁寧に
手間のかかる生酛造りも昔ながらの製法の半切り桶で丁寧に酛摺りを行いながら力強い酛を育成し、旨味と酸味が調和された本格生酛を造っています。
新たな取組み
但馬流の造りを踏襲するだけでなく、低アルコールの微発泡酒のクラウドファンディング企画・製造から、オーガニックの山田錦を使った大吟醸などを試みています。